大学生が車に必要となる費用を捻出する方法

車を購入するにあたっては、先立つものとして車両代金が必要となりますし、毎月の燃料代や駐車場代はもちろんのこと、自動車税など毎年1回発生する費用や、2年に1回(普通貨物車は1年に1回)の車検時にかかる費用など定期的に車を維持するための費用が発生します。

まだ自動車免許をお持ちでない大学生の方であれば、これに加えて免許の取得費用も必要です。（多くの方は就職にあたって自動車免許が必要となりますので、自動車免許の取得費用は遅かれ早かれ発生する費用ではありますが。）

長々と説明いたしましたが、一言でいえば「車に乗る＝お金がかかる」ということです。

車の維持費の目安

漠然と車を所有するためには維持費がいると言われても具体的な金額の目安がなければ困るかと思いますので、当サイトの車種ごとの維持費のシミュレーション結果を元に維持費の目安を取りまとめました。
維持費は車種や年式、グレードや燃費効率といった車両の条件や、走行距離などの使用頻度によってかなり上下するものですが、年間1万km程度の走行を前提とするとおおむね以下の金額が目安となります。

どうすればお金を捻出できる？

おおまかな維持費の目安としては、軽自動車で2万円前後、1500ccクラスの普通車で2万5千円前後、2000ccクラスの普通車で3万円前後が想定されますので、この維持費を捻出する必要があります。

車にかけることができるお金は「収入から支出を差し引いた額の範囲内」に抑えなければいけませんので、現状が車の維持費に足りないようであれば収入を増やすか、支出を減らすしかありません。

大学生の本業は勉強であり、毎月多くのお金を稼ぎ出すということはなかなか難しいので、大学生の方にいちばんオススメできる方法はとにかく支出を減らすこと、つまり節約です。

節約の中でももっとも効果的とされているのが毎月決まって発生する固定費を削減する仕組みを作ることで、節約の鉄則とされています。
そして固定費の中でもすべての大学生の方が削減できる代表的なものが通信費となりますので、通信費は必ず見直しておくようにしましょう。

通信費を削減する

以下の項目に該当する大学生は現在の通信費を大幅に削減することができます。

1. 大手プロバイダ（D社、A社、S社）のスマホ通信プランを使用している大学生
2. 自宅に固定のインターネット回線を引いている一人暮らしの大学生

①のみに該当する大学生

①のみに該当する大学生は、格安SIMに切り替えることで毎月の通信費用を大幅に削減することができます。
格安SIMはたくさんありますが、なかでもイチオシのLINEモバイルの料金プランと大手プロバイダの通信プランの料金を比較すると一目瞭然です。

大手プロバイダの機種代金の負担分を考慮しても、LINEモバイルに切り替えるだけで月々3,000円程度の通信費を削減することができます。

またD社、A社、S社のプランでは5分以内の通話が無料になるなどの通話プランが組み込まれていますが、LINEモバイルではこのような特典はつきません。
一方でLINEモバイルを強くオススメする最大の理由は通信制限を超えても特定のSNSアプリ（LINE・instagram・twitterなど対象となるアプリはプランにより異なります。）が速度制限なしに無制限に使えるという強みです。
電話を必要としない友達との会話はLINEの無料通話を使うなどして使い方を工夫すれば大手プロバイダのような無料通話プランがなくてもまったく支障はないといえるでしょう。

一方で大手プロバイダの通信プランの解約にあたっては、契約満了時期を除き1万円程度の違約金が発生しますので、契約の残り期間などを含めてLINEモバイルへの移行を検討してみてください。

②のみに該当する大学生

現在すでに格安SIMを使用していて、自宅では固定のインターネット回線を利用されている方についてはWiMAXへの移行をオススメしています。

WiMAXをご存知の大学生の方も多いとは思いますが、WiMAXは家でも外でもインターネットが使える携帯型の通信機器です。
持ち運びができるインターネット回線とイメージするとわかりやすいかと思います。

WiMAXを容量無制限で使用するためには「ギガ放題プラン」を選択する必要があり2年契約となりますが、WiMAXは固定回線と違って引っ越しなどの住環境の変化に影響を受けませんので、契約期間を気にする必要がありません。

WiMAXを提供している会社も数多く存在していますが、2年間の支払い料金が安いプロバイダがBroadWiMAXで、月々3,411円になります。

WiMAXは家でも外でも容量無制限に使用できますので、現在お持ちの格安SIMのプランを最小プランに切り替えるか、当サイトでオススメしているLINEモバイルの最小プランであるLINEフリープラン（月額500円〜）に切り替えることで、スマホと自宅のインターネット回線の通信費を合わせて月4,000〜5,000円以下に抑えることができます。

一方で固定のインターネット回線の解約にあたっては、契約満了月を除き5,000〜10,000円程度の違約金が発生しますので、契約の残り期間なども含めてBroadWiMAXへの移行を検討してみてください。

①②両方に該当する大学生

①と②の両方に該当する大学生の方については上で説明してきたとおり、LINEモバイルの最小プランへの切り替えと、BroadWiMAXへの移行を、スマホと固定インターネット回線の違約金等を比較しながら検討してみてください。
違約金は数ヶ月もあれば回収できますので、契約満了時期がまだまだ先の場合はスマホと自宅のインターネット回線の切り替えをすぐにでも実施することをオススメします。

大学生だからこそできる力技でお金を一気に貯める

長期休みを利用してお金を貯める

大学生がアルバイトに一番集中できる時期は2〜3月、8〜9月にかけて約2ヶ月間ずつ存在する長期休みでしょう。
そしてこの大学生の長期休みの時期に募集がピークを迎える人気のアルバイトがリゾートバイトです。

リゾートバイトの仕事内容は全国各地の観光地にあるホテルや旅館のホールや厨房業務が主で、時給は1,000〜1,100円程度が中心となります。
期間中はホテルや旅館が用意した寮に泊まり、寮費・水道光熱費・食費が完全無料の条件の求人が多く存在しますので、支出も押さえることができ手元にたくさんのまとまったお金が残ることが最大のメリットとなります。
例えばリゾートバイトで長期休みの2ヶ月間を使ってガッツリと働けば40万円以上のまとまったお金を残すことも可能ですので、車の購入代金や後々の維持費を一気に稼ぐことができます。

ホテルや旅館によっては温泉施設なども利用可能で、休みの日はもちろん観光も可能ですので、一度行ってみたかった観光地で働くのも面白いかもしれません。

リゾートバイトの裏ワザ的な使い方として、一人暮らしの方であればリゾートバイトに入る前に家を引き払い、リゾートバイトから戻った時に現在よりも条件の良い賃貸に引っ越せば一石二鳥となります。

長期休みを集中してアルバイトにあてることができる大学生の方はリゾートバイトの求人をチェックしてみましょう。

関東や関西に住んでいる大学生におすすめの超高額バイト

東京や神奈川、大阪などの都市圏の病院で治験とよばれる高額のアルバイトが存在します。
新しく開発された薬や健康食品は、販売前にヒトへの効果を検証して国の認可を得なければなりませんが、この国の認可を得る過程で実施される臨床試験を治験と呼びます。

つまり治験とは薬や健康食品を服用して、その効果の測定に協力する試験です。
治験は社会貢献の側面が強いため、厳密にはアルバイトではなく有償のボランティアという扱いになります。

実際に薬を服用するということで危険じゃないかと足踏みをしてしまう方が非常に多いのですが、実情は事前の健康チェックを十分に行った上で、国から認可を受けた病院でのみ実施されるため、安全性は確保されています。
またどうしても薬の服用を避けたいのであれば健康食品のモニターに応募するという方法もあります。

治験の方法は通院と入院の2種類で、報酬の目安としてはおおむね通院1回で1万円、入院1日で2万円とかなり高額になります。
ですので、7泊8日の入院で15万円、7泊8日の入院×2回の案件にもなると実質2週間程度で30万円の収入を得ることが可能です。
リゾートバイトでも結構なお金を貯めることができるのですが、治験ではリゾートバイトと比べ物にならないくらいの収入を短期間に稼ぎ出すことができます。

健康な方で治験に参加できるのは20歳以上の方ですので、19歳以下の健康な大学生は参加できませんが、19歳以下の大学生でも特定の疾患を持っている場合は参加可能なケースもあります。

短期間で高収入を得ることができ、また社会的な貢献にもなるということで非常に人気がある治験ですが、治験モニターとして登録すると治験の案内が届くようになりますので、届いた情報をこまめにチェックすることで好条件の治験に応募することが可能です。

会社で働きはじめると1〜2週間の入院を必要とする治験に参加することは困難ですので、治験は大学生の特権ともいえます。
高額案件の治験へ参加して一気に車を買うお金を貯めてしまうのも良いかもしれません。
人生経験として今後の話のネタにもできそうですしね。