このページでは具体的に欲しい車が決まった大学生に向けて、『購入車両の決定前』→『車両の購入前』→『納車前』の3つの段階に分けて、それぞれのタイミングで押さえるべき7つのポイントを紹介させていただきます。
ずっと待ち焦がれていた車のある生活まであともう少し、今はとてもワクワクされていることかと思いますが、こちらのページでご紹介する内容を参考にしていただきながら1つづつステップを踏んでいただければ幸いです。
購入する車両を決める前に押さえるべきポイント
中古車の場合は必ず他の車両と比較しよう!
中古車を購入する場合は、すでに購入したい車両が決まっている場合であっても、損をしないためにかならず他の車両とも価格の比較をするようにいたしましょう。
グーネットやカーセンサーなど中古車販売サイトでの比較はもちろんですが、程度がよく安く条件の良い車両はサイトに掲載された後すぐに売れてしまう傾向にありますので、このようなサイトに公開されていない車両をチェック可能な無料の非公開車両検索サービスも活用するようにしましょう。
まだ車両を決めかねている場合はもちろんですが、「もうこの車に決めた!」と考えている場合であっても、比較車両があれば値下げの交渉材料にもなりますので、損をしないためにも複数車両の比較は必ず実施しておきたいところです。
車の購入前に駐車場を下調べしておこう!
実家暮らしで家に駐車スペースがある大学生以外の方は、別途駐車場を借りる必要があります。
車を購入する前に自宅周辺の駐車場の相場や空き状況を確認しておきましょう。
こちらのサイトで全国の月極駐車場の相場がわかりやすくまとめられていますので、駐車場探しにお役立てください。
当サイトで紹介している維持費のシミュレーション結果に駐車場代を加え、維持費を捻出可能か今一度チェックしましょう。
車両の購入を決める前に押さえるべきポイント
普通車を購入する場合は事前に実印と印鑑証明の準備を!
軽自動車を除く普通車を購入する場合は契約に実印と印鑑証明書が必要となります。
実印をお持ちでない方は事前に印鑑を購入し、市役所や区役所で印鑑登録を済ませておきましょう。
印鑑は近所のハンコ屋さんでつくってもらってもいいですが、安く済ませたいのであればオンラインショップがオススメです。
特にこだわりがなく安さを求めるならツゲ材を使用した実印が1,700円でInkans.comで販売されています。
もう少しグレードが上の素材を使用した実印を検討されるのであれば最大手のハンコヤドットコムの商品と素材や値段を比較してみても良いでしょう。
車の購入交渉をしよう!
購入する車両が決まった場合、まずは販売店に見積もりを出してもらいましょう。
この時に販売店の提示する見積もり条件を簡単に受け入れるのではなく、値引き交渉にチャレンジしてみましょう。
新車であれば20〜30万円値引きすることはザラで、中古車であっても数万円の値引きであれば十分に可能です。
このとき比較できる他の車両があればなお良いでしょう。
値引き交渉とはいっても相手も人間ですのであまりに強気な態度で臨むのも考えものです。
悪い印象を与えてしまい納車前の整備を適当にされてしまっては本末転倒ですので、最低限の礼節はわきまえたうえで交渉に臨みましょう。
販売店の方針などでどうしても値引きが難しい場合は、傷やヘコミを直してもらう、傷がつきにくくなるようなコーティングを施してもらうなど少しでも良い条件を引き出したいものです。
無事契約手続きが完了したら諸費用を含めた車両代金を支払います。
車両代金の支払いが完了したら車の引き渡し前の整備・車検に移りますので、納車日(整備・車検が完了する日)を聞いておきましょう。
後述する任意保険の加入に車検証が必要となりますので、販売店から車検証のコピーを貰っておきましょう。車検切れの車両を購入した場合は古い車検証で大丈夫です。
車の購入時と合わせて自動車保険(任意保険)に加入するよう販売店から営業される場合がありますが、販売店が紹介する自動車保険は販売店の手数料が上乗せされるため高額になるケースがほとんどですので、損をしないためにも任意保険には自分で加入すると伝え断るようにしてください。
納車前に押さえるべきポイント
車庫証明を取得しよう!
車の名義変更にあたって車庫証明が必要となります。(例外的に軽自動車等で車庫証明が不要な地域も一部存在しますが、原則として車庫証明が必要です。)
車庫証明はお住まいの場所を管轄する警察署で申請し取得します。
車庫証明の申請方法については、こちらのサイトでかなり詳しく紹介されていますのでご参考にしてください。
ご実家に駐車スペースがある大学生の方以外が車庫証明を取得する場合は、駐車場を借りたうえで大家さんから『保管場所使用承諾証明書』を発行してもらう必要がありますのであらかじめご注意ください。
任意保険に加入しよう!
新たに車を購入する大学生の方で、「自賠責保険に強制的に加入するから自動車保険(任意保険)に加入する必要はない」と勘違いされている方が多くいらっしゃいますが、自賠責保険の補償範囲は対人賠償のみで、さらに補償金額も上限が定められているため事故が起きたとき自賠責保険だけでは十分にまかないきれないケースがほとんどです。
項目 | 補償範囲 |
補償対象 | 対人賠償のみ |
補償金額 | 傷害:120万円まで
後遺障害:4,000万円まで 死亡:3,000万円まで |
大学生は年齢が若いため統計的に事故が多く、そのため自動車保険が高くなってしまいがちです。対人賠償の補償金額の上限を超える部分、対物賠償(事故により物を壊してしまった場合の賠償)について自賠責でカバーされないことから分かるとおり、万が一事故が起きてしまった場合は自賠責だけでは補償内容が足りませんので必ず自動車保険(任意保険)に加入しておくようにしましょう。
お金はかかりますが必要経費ですので、少しでも自動車保険費用を抑えるために無料の自動車保険の一括見積もりサービスを利用しましょう。
サービスの利用にあたっては免許証と車検証に記載された情報が必要となりますので手元に準備したうえで必要事項を入力していきましょう。
自分がやることは以上で、あとは各保険会社からの見積もり結果をメールで待つだけです。
これだけで最大20社の見積もりを受けることができますので、簡単に最安の保険会社を調べることができます。
ENEOSカードをつくろう!
大学生がはじめて車を購入する場合に絶対つくっておきたいのが「ENEOSカード」です。
ENEOSでは「C」と「P」と「S」という3種類のカードが提供されていますが、これから車を購入する大学生の方にオススメするのが「S」というカードです。
「C」と「P」と「S」の違いは公式サイトを見てもらえればすぐに分かると思いますが、簡単に説明すると「C」と「P」はかならず2年目以降(初年度は無料)から年会費1,250円が発生するのに対し、「S」は2年目以降であっても年1回でもカードを使っていれば年会費が無料(初年度は無条件で無料)となります。つまりガソリンスタンドでカードを使用することを考えるとENEOSカードSの年会費は実質無料です。
ENEOSカードSのメリット
年会費実質無料のENEOSカードSには大きく以下の3つの特典が付いてきます。
①ガソリン価格が2円引き
全国のENEOSのスタンドでカードを使用することでガソリンや軽油の価格が1Lあたり2円値引きされます。
②会員価格が適用
会員価格制を導入しているENEOSのスタンドではさらにガソリンや軽油が会員限定価格に値引きされます。
③安心のロードサービス
無料のロードサービスが付帯しますので、万が一運転中にパンクや故障、キー閉じ込みなどのトラブルが発生した場合でも安心です。
同じくロードサービスを提供しているJAFを使用する場合は4,000円(家族会員で割り引かれても2,000円)もの年会費がかかることを考えれば、ENEOSカードに付帯するロードサービスがいかにお得かが分かるかと思います。
以下がロードサービスの内容です。
項目 | サービス |
レッカー(※1) | レッカー車による移動 |
路上修理(※2) | キー閉じ込み開錠 |
バッテリージャンピング | |
パンク時のタイヤ交換 | |
落輪時の引き上げ(※3) | |
ガス欠時の給油 | |
その他30分以内の作業 |
※1 10km以内の場合無料
※2 30分以内の場合無料
※3 落差1m以内でタイヤ1本までが対象
年会費が実質無料で燃料代が安くなり、さらにパンクや故障などで困ったときのロードサービス機能も付帯する至れり尽くせりの内容となっていますので、はじめて車を購入される前にこのカードをつくらない理由はありません。
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